読書感想文の意義

    

 
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感想文の書き方ページ







 

 読書感想文を書くことは、
 自分を見つめること。
 立ち止まって深く考えること。
 感動を体験すること。
 よりよく生きること。
 

 

1.読書感想文は、読書をより深めるために書く。

          ……一冊の本と真剣に向き合う。自分を見つめる。






 

☆ 書くことによって、書きながら、より深く考える。
☆ 読み終えた内容について、書くことを媒体としながら自分の考えを整理する。確認する。まとめる。
☆ 感想文を他の人が読むことにより、心の交流が生まれる。
 

 

2.読書感想文は意見。

 ……優れた感想文は、自分の身体を通り抜けた作品。














 

 読書感想文は、意見に始まって意見に終わる。

 読書感想文には自分を書く。自分を文章で表現する。自己表現の場。

 感想文を書くことは、読書を通して自分を振り返り、これからどうしていこうとしているか? など、自分を見つめる作業。

 読書感想文を書くことは、一冊の本と真剣に向き合うこと。自分を静かに見つめ、新しい自分を創造していくこと。

 ……この作品で得たことは何か? 何を考えさせられたのか?

 ……自分との共通点は? 相違点は?

 ……自分のどこが揺さぶられ、どこが変わろうとしているのか?

 ……もっと考えてみたい問題は何か?

……今後の日常生活で生かしていこうとしていることは何か?

 ……今後の日常生活の中で、心がけようとしていることは何か?  など
 

3.面白みのない読書感想文とは?










 

▲ 自分が出ていない。生活実感に裏付けられていない「作品解説」になってい
 る。

▲ 単なる一般論で終わっている。
         ……(例)だから戦争のない世の中にしていくべきだ。

▲ 単なる決意表明で終わっている。
         ……ぼくは、これからは約束を守るようにします。

▲ 本人の感性、読書から得た感動などが伝わってこない。
         ……本の内容に即して書かれていない。
 

   (^_^)v 当たり前のことですが、「どう書くか」の前に「何を書くか」があります。

 

4.留意事項






 

◇ 「生活作文」になっている作品。読書感想文は、本との対話が原点。

◇ 作品解説の丸写し。……引用箇所がわかるように書かれていれば問題ない。

◇ 盗作。……他人の読書感想文を自分の作品のように取り込んでいる。

◇ 差別表現など、内容的に問題がある作品。
 

(^o^) 結局、優れた読書感想文は、読んだときぐっと惹かれる作品ですよね。

(^_^) 「この子はこの本と出会ってよかったなぁ」、「この読書感想文を書いて、ほんとによかったなぁ 」と、しみじみ伝わってくる作品は、間違いなく優れていますよね。

 


 なお、作文(=自分の思いを文章で表現する)に対して、苦手意識・抵抗意識のある児童生徒にとっては、「読書感想文」と聞いただけで、本を読むことも含めてマイスイメージを抱いているものです。

 日ごろから、「自分の思いを文章に綴る」抵抗感を排除する取り組みが必要です。もっと進んで、「文章表現の喜び」を体得させていきたいものです。
 

 

 そのためには、

 

@ 書く機会をたくさん設ける。

A 作品主義ではなく、習作主義で臨む。

B 短作文をふんだんに取り入れる。(負担の少ない短時間、など)

C 提出を求めた文章には必ず目を通し、出来るだけ(簡単でもいいから) コメントを書いて返す。

D 出来るだけ早く、必ず返す。

E 日ごろから、音読・朗読・暗唱など取り入れ、美しい表現、豊かな表 現、優れた表現を身近に感じるよう配慮していく。

 

 

 

 (^^)/~~~ その他、「読書感想文」を魅力あるもの、プラスイメージとして児童生徒がとらえられるよう留意していきたいものです。

 なお、読書感想文集『あをの』(県学校図書館協議会編発行)の読み聞かせを、各学級で取り入れていただきたいと期待しております。